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FRIEND IN THE DARK – A David Lynch Night

1月 24, 2026 @ 17:00 - 22:00

LIVE
nakayaan & cheever
Homie Homicide
Ultrafog

DJ
yusuke tatewaki (REZNOR set)
chill blankhead (LYNCH set)

FLYER DRAWING & DESIGN
Haruna Katsuwata (6cm)

5PM-10PM

DOOR 3000yen +1D

“MAX OUT – TAKE A FRIEND.” – D.K.L.

Reservation
https://forms.gle/8mHobZyqAXssJf43A

Contact
chillblankhead@gmail.com

「私は、明かりの中を独りで歩くより、暗闇の中を友と共に歩く方がいい」
ヘレン・ケラー、1980年

「イレイザーヘッドーーー暗い厄介事にまつわる夢。この世界には二種類の人々がいる。何事もなく眠る人。そうした夢を見てしまう人。ぶっ飛ぼう(MAX OUT)、友を連れて」
デイヴィッド・リンチ、1993年

「音楽は、最も素晴らしいものの一つであり、火、水、そして空気とか、そういう要素みたいなものだよ」
デイヴィッド・リンチ、2024年

映像作家のデイヴィッド・リンチがロサンゼルスの大規模火災からの避難の最中に逝去してから、間もなく一年が経とうとしています。英BBCをして「21世紀最高の映画」と言わしめた『マルホランド・ドライヴ』や、テレビドラマの変革とも謳われた『ツイン ・ピークス』に代表されるドリーミーでユーモラスな視覚表現やストーリーテリングは高く評価されており、美術/グラフィック/ファッションなどの垣根を超えて、今日まで我々の「目」に大きな影響を及ぼしています。
さらに、1970年代の早くから積極的にノイズや通奏低音を取り入れたインダストリアルな音響や 、映像との融合/分裂を同時に起こすショッキングな劇中歌の選曲、アンジェロ・バダラメンティやトレント・レズナーらとのタッグによるダークかつポップなサウンドトラック、ソロの音楽作品やリミックス楽曲等を通して、我々の「耳」にも大きな影響を与えてきた事実は、今後は更に評価されてしかるべきでしょう。
風の音が聞こえて絵が動いたように感じたという出来事から映像作家のキャリアをスタートさせ、その作品の多くで登場人物が音を聴いてアクションを起こしていることからも、デイヴィッドが「耳で聴く」行為を重んじ、独特の音の世界を作り上げてきたことは明らかです。晩年に彼が毎日のように更新して注目を集めた天気予報の動画においても、彼の語る話題は音楽がその多くを占めていたことも記憶に新しいところでしょう。

そんなデイヴィッド・リンチが築いてきた「音の世界」を大音量で楽しみ、「耳」から再発見/再評価するため、彼の一周忌、そして彼の80歳の誕生日を祝うパーティ―を2026年1月24日(土)に開きます。デイヴィッドを敬愛するバンドやミュージシャンによるライヴに加え、トレント・レズナーに捧げるインダストリアル・メタルのDJ、そして勿論、デイヴィッドが手掛けた楽曲や彼が愛したオールディーズやブルースをプレイするDJたちが、音響作家としてのデイヴィッド・リンチの死を悼み、夜を彩ります。
会場は、東京・桜台の地下室<POOL>。デイヴィッドがキャリアを通してこよなく愛したモチーフである「工場」がイベントスペースになっている、文字通りダークでインダストリアルな空間です。当日は、デイヴィッドの映画作品のヴィンテージのポスターのコレクションを展示する等、「目」でも楽しめる空間になります。
冬の夜。都会から少し離れた町。地下の暗闇の中で、デイヴィッド・リンチという名の友の功績を、大音量(MAX OUT)で称えましょう。

詳細

  • 日付: 1月 24, 2026
  • 時間:
    17:00 - 22:00