カイライバンチ(傀儡一家)

〇プロファイル
1996年、インダストリアル・ノイズ・テクノバンド【スペースストリーキングス】のメンバーであった、清水、能島、両名は新たな表現手段としてのマシン製作活動を開始する。
同年秋の大阪BaysideJennyでの炎上ライブをきっかけに、当時Bar Noiseの経営者であった野津哉美氏と出会い、デストロイドロボットとのマシンバトル活動をはじめる。
年数回のペースで行ったデスロボとのマシンバトルから得たノウハウ(教訓)をフィードバックさせる形で2002年5月、新たにバトルマシンパフォーマンス集団として、カライバンチを結成する。

○コンセプト
機械の持つメカニカルなイメージを凶悪に拡大させて製作した戦闘マシン【木偶車(デッカー)】を操作し、マシンが動作することにより発生する機械的動態イメージや、攻撃対象物及びお互いのマシン同士を攻撃する事による視覚的衝撃と、その戦闘から発生する衝撃音、及び様様なリズム、サウンド等をバトル的に組み合わせる事による音響的衝撃を融合させ、マシンによる戦闘と音響による戦闘が融合した超立体バトル空間を創造する事を目指す。

     
     


【木偶車(デッカー)】

機械の持つメカニカルなイメージを凶悪に拡大させて製作した戦闘マシン
全長2メートル、重量150kg以上、エンジン又はモーターによる車輪で駆動し、500kgを持ち上げる能力を有するシリンダーを動力源とした武器を搭載する
この他に身長3メートルを超える空中戦用人型デクロイド【ガダンム】も現在開発中
また、同じコンセプトによる音響発生装置(楽器)等もある

【スペースストリーキングス】
1990年結成
マシンノイズ的プログラミングとEベースを中心にヴォーカルとターンテーブルにより構成されるインダストリアル・ノイズ・テクノバンド
発表作に1st【初恋】(NUX/CHARNEL HOUSE)、2nd【七徳】(Skin Graft/スティーブ・アルビニプロデュース)、7’EP and Comic【放課後性感エステ】、7’EP and Comic【TACO BEYA】等がある
1993年USAツアー、1995年USAツアー、オランダツアーを敢行
近年活動休止状態であったが、2004年12月カイライバンチのバトルライブをフィードバックする形で活動を再開する