ULR-1

前記コンセプトに基づき製作した記念すべき1号車両。手っ取り早く実現する為にレーシングカートのフレームを流用、NSR50用2ストロークエンジンを搭載し最高速度100km/hを記録した。走行性能は元が元なのでレーシングカートそのもの。タイトなコーナーでは無敵であった。おそらく公道走行可能車両で、これほどのコーナリング性能を持つ車両はないのでは?また当然の事ですが、サスペンションがない事と路面とのクリアランスがない事は公道走行上大きな問題であり、とても実用車として使えるものではなかった。

しかし、この車両を製作した事により原付エンジンでも十分にスポーティーな車両を開発できる可能性がある事を確認できた。そして以後のオリジナルフレーム車両を開発するきっかけとなった。

注)原付カーの公道での法定速度は60km/hです。