ガダンムバトル
   
         
イラスト / ヒロモト森一(C)
     
                   
 

カイライバンチ / NEXT-STAGE


カイライバンチでは現在、空中戦用デクロイドを開発中である。このデクロイドはガダンムと呼ばれ、パイロットはガダンムの背中に設置されたコクピットに搭乗し、空中を浮遊しながらキックやパンチを繰り出して戦闘を行うものである。

このガダンムバトルには、これまでのバトルで培われてきたノウハウが集約されている。まずは、決着をつける為の明確なルールが設けられたこと。頭部と腹部には標的となるシールドビームが設けられており、どちらか一方を破壊する事により、その電気的回路がオープンになる事を利用してコクピットのステップロックが解除され、搭乗しているパイロットは惨めにも落下する事となる。

フレキシブルエンジン(衝撃を吸収しつつ有機的なモーションを生み出すシステム)を更に強化して、パイロットの体重移動による前後、上下、左右、回転の動作を可能としたと同時に、パイロットの身体的能力がバトルに作用するシステムとした。その他、ギャラリーからの視認性の向上等々。将来的には、専用ケージシステムを導入予定。これが完成する事により空中での移動攻撃も可能となる。

   
             
   
頭部と腹部に存在するエナジー増殖炉(もんじゃ)を破壊しろ!!どちらか一方でも、もんじゃを破壊されたガダンムは制御不能となり、パイロットの精神共々空中分解する事となる。
       
    ガダンムの強さは、パイロットの技能に大きく左右される。体重移動でガダンムをコントロールしながら、攻撃を繰り出すのだ!熟練パイロットになると、アクロバティックな大技をきめる事も可能だ!
       
 

実験中のガダンムプロトタイプ(下)

ガダンム概略図(上)

ターゲット(青線部分)を2つ設ける事により、攻撃時には、必ずどちらかの防御がおろそかになるシステムを導入した。

カウル(赤線部分)を製作する事により、各機体にオリジナリティを持たせる事が可能だ。